[コメント] 50回目のファースト・キス(2004/米)
垂れ流しの音楽といい予定調和なギャグといい典型的ヌルい映画なのだが、ハワイの癒し効果なのかすっかり号泣してしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「チャーリーズ・エンジェル」では太め残りな調教足らずがアリアリで、一人で足を引っ張っていたバリモアさん。いくら太め好きの私とはいえ、キレのないアクションにイライラしたもんですが、今回はとってもチャーミングでハマりキャラにも思えたのでした。
オープニングですぐに能天気な音楽がかぶさって自分の嫌いなパターン。でも、これは舞台設定がハワイらしくて全体にのんびりしたほのぼのムードが漂う。脳の障害という深刻なテーマもシリアスにならずに軽く愛の力で押しちゃったところが良かったのかも。恥ずかしいことに一度もハワイに行ったことが無いのだが、なんか癒されそうで行ってみたくなった。
ということで、毎度どこか尖った映画に出てくれる曲者アダム・サンドラーもいたって普通の役。あえていえば卵頭が尖っていたくらい。サンドラー主体にストーリーは進むけどドリュー・バリモアの引き立て役です。「ウェディング・シンガー」でもそういう役だったし、二人の息はピッタリ。
おかげでヌルい映画なのにけっこう号泣しました。監督は「N.Y.式ハッピー・セラピー」の人。あの映画も後半ヌルヌルでニコルソンの毒気が活かせなかったけど、こんなハートウォーミングなやつならOKでございますよ。
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