[コメント] エイリアン(1979/米)
説明できない、いや、説明しない”怪物”というコンセプトが良かった。でも、2作目があるとは・・・。
最近の映画は、あまりに音楽や要らない効果音を使いすぎる。音楽や効果音の少なさと、暗い画面が、宇宙という広大な広がりをもったイメージの孤独感を倍化し、ただグロテスクなだけではない造形に隠れたエロティシズムや、内臓感は、全編に漂う”死の匂い”に、実体感を与えている。
ストーリーではなく、視覚イメージの持つ説明性が、ただ得体が知れないものに追い掛け回される、というだけでない、本物の”死の恐怖感”を、作り出している。
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