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[コメント] ターミネーター3(2003/米)

素直に最後までワクワク、ハラハラ楽しめたSFアクション。メガヒットシリーズの3作目だけれどカリフォルニア市長はきちっと観客を喜ばす為の仕事をしていた。語らずとも圧倒的存在感を放つシュワルツェネッガーは流石の貫禄。クレアローケンの二人も観ていて楽しい!。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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正直、シュワルツェネッガーの実年齢とか、前作のファーロングが降板し、スタールがジョン・コナー役に抜擢されたとか、ターミネーターの宿敵が女型サイボーグと知り、いまいち話題重視で内容は面白くなさそうと期待していなかった。で、劇場公開は見送り、深夜にレンタルして気分転換にちょっと観ようと思ったら、面白くてラストまでノンストップで観てしまった!。やっぱりメガヒットしたシリーズだけあってスタッフの意気込みがCGやスタントにも感じられる完成度でした。手を抜いていないのが感じられるから迫力満点。巨大クレーン車が建物壊しながら暴走したり、そこめでしなくても…という演出はあれど、とにかく本作の破壊や銃撃、爆発シーンはこれでもか!というくらいにパワフルに満載で出てくるのでアクション映画苦手な人でもここまで魅せてくれると「凄い…」と納得してしまうはず。個人的には中途半端なアクション映画やサスペンス色の薄いSF作品は嫌いなのだが、本作はその二つの不安を軽く吹き飛ばしてくれていて小気味良かった。演技に関しては、スタールが恐ろしいほどに存在感が無く、別の役者が演じても良い雰囲気。冷静だったファーロングが演じた少年が成長してこうなるか?と疑問の存在。しかし、その分、クレアが活き活きと知性を迸らせながらアクションもこなし(ふっ飛ばされすぎだけど)新しい魅力をスクリーンに存分に印象づけた。ターミネーターの宿敵を演じたローケンも小顔のモデル風美人なのだが、恐さをこれでもか!と、十二分に発揮。壊れても壊れても立ち直り、モデルウォーキングで立ち向かうのがキュートでした。本作は、自分に忘れていた映画のエンターテイメント感を久々に蘇らせてくれた。でも、せっかくシュワルツェネッガーの存在感に気付いたのに暫し休業なのは寂しい。

(評価:★4)

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