衛星放送で流れていて何気なく観ていたら最後まで観てしまった。冒頭の子供たちの緑の中を駆け回る屈託の無さが終盤で振り返ると痛々しい。これはひとえに映画ではあるけれどもう少し冷静さが大人になれば、最悪の事態を回避できたであろうに！などと考えが過ぎるほどにリアルな家族に見えた。冬のシーンも出てくるけれど起きてる出来事と無関係な雪の白さがドラマティック。いつも思うけど雪って使い方によっては効果的。彼らはその後どーなったのだろうと、その後を思うと胸が痛む作品。