原作を読んだ人ならいいんでしょう。読んでいない人には有害でしょ。バトルロワイヤル法の意味がわからん。「価値のある大人になって」？みんな死ぬじゃん、なれないじゃん。「大人が子供を恐れたから」？じゃー全子供に中継放送しなくちゃだめじゃん、してないじゃん。なんでみんなあたりまえに殺人鬼になれるの？なんで殺人の最中に食っちゃべって笑えるの？なんでマシンガンを連発してもあたらないの？なんで撃ちまくっているのに弾切れしないの？これってコメディー映画なのでしょうか？主人公はハーレムの王様のごとく多数のかわいこちゃんたちに惚れられているし、その中から一人選んでおいて「この娘のためなら人も殺せる」と言って本当に殺してる。おびおび、これって愛なのか？１時間前までは友人だった人を平気で撃ち殺すシーンをふんだんに描いておいて、「命の大切さ」をこの映画から学び取って欲しい？やっぱコメディだね。監督がちょっと有名だからって絶賛するマスコミ、それに追随する一般ぴ〜ぽ〜。都合の良い方にばかり解釈して本当の自分が見えていない。いろんな意味で可哀想です。てか哀れ。こういう映画をコメディとして楽しむぶんには問題ない。だって映画としてはまずまずおもしろいもの。だけどこの映画を「人生でベスト１の映画」と断言する人ってなんか可哀想。