[コメント] ナイト ミュージアム2(2009/米)
エンディングのクレジットとともに出てくるBTTF的なオチがいちばんおもしろかったかなー。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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モノクロ映像の若いモトローラさんが、ラリーが落としていった携帯を解体して調べているところね!
というのは抜きにしても、上記のモトローラさんが初登場する「勝利のキス」の場面が一番ワクワクした。映画やテレビの中に入るという設定は他でも見たことあったけど、だれもが一度は目にしたことがあるような写真のなかに入ることがきちゃうなんて!というのはかなり新鮮だった。
なるほどこんな音楽が鳴ってたのね、前後左右はこんなふうだったのね!と、設定をまるごと素直に受け入れられた。
「アメリカンゴシック」やブリューゲルやリキテンスタインにも感動した。アメリカンゴシックの女のひとはけっこう気が強かったんだーとニヤニヤしたり、特に興味がなかったリキテンスタインの「彼女」の表情に妙に惹かれたり。
夜になるとミュージアム内にある彫刻や蝋人形などの「立体もの」のみが動き出すわけではなくて、二次元の作品もそれぞれ動き出すんだよ!というのは前作にはなかった設定。そしてそれは、想像すればするほど楽しい設定。
あの四角いフレームひとつひとつの中にはまた違う世界が広がっているという、なんだかどこでもドアを思わせる素敵な設定!
あー、なんて素晴らしいイマジネーションなんだろ。美術館に行く際のたのしみがまたひとつ増えたよ!
きっとエドワードホッパーの「ナイトホークス」に出てくるバーにも、時間制限さえなければふたりで立ち寄ったんだろうね。
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