[コメント] ウディ・アレンのバナナ(1971/米)
音楽の使い方もヌーヴェルヴァーグ(というか、ゴダール)っぽい。いかにもアメリカンニューシネマなカメラワークの挿入やお決まりのポチョムキンな階段シーンなど、随所で映画ヲタなアレンの遊び心がスパークしている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「僕の強さを頼りにしていいよ。なんたって負け犬のチャンピオンだからね。」
という台詞が印象的。
彼女との再会シーンで見せる複雑な表情も、なんだか馬鹿馬鹿しくも切ない気分にさせられる。
また、<重役体力養成マシーン>とともに台詞中で登場する<便座をあたためる機械>だが、さすがのアレンも、まさかこれが実用化され広く利用される日が来るだなんてことは思ってなかったんだろうなぁ。
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