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[コメント] ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)

ハロー、フロド!会えてホントに嬉しいよ!!
tomcot

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







いやはやこんなに泣いてしまうとは。すっばらしく素敵な人と出会ったみたいに嬉しくて嬉しくて。今考えれば、これだけ手の込んだオバケ映画の全てをこんな風に両手を広げて迎え入れることができるなんて、そうそうあることではないことを知っていたから、歯止めをかけることなしに感激しきって泣けるだけ泣いておいた、ということだったのかも知れない。とにかく泣いた。震えた。感極まった。見終わった後は脱力してへろへろ。ラストにエンヤというのは普段だったら下手すると気に触るところかも知れないのに、なんだかものすごい気持ちよく涙を流せたので今はとても感謝している。いやはや。

こんなに圧縮感の強い映画も初めてで驚いたけど、監督の選んだ方法はどれも正しいと思えた。俳優たちは文句無しに素晴らしかった。オークやウルク=ハイたち人工的に創り出された存在は、強いのかと思いきや、人間よりも全然弱くて哀愁すら漂っていた、というのも大変気に入った。そして予想外に見事だと思ったのがサウロンの描写。それからフロドが指輪をはめたときの描写も。音も映像もタイミングも、完璧にハマっていたと思ったし、あそこに説得力があったからこそ、この感激、だったのかも知れない。

いやー映画って、本当に世界一贅沢な娯楽だったのだなと、改めて。しみじみ。

(評価:★5)

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