せっかくジュリア・マラバル当人は可憐なのに、この役では魅力がでない。というか、いけ好かない娘って感じ。いくら病気だからってさぁ！て感じじゃないか？普通はもうちょっと「本当の所は弱い」てのを垣間見せて「強気を演じてる」風なんだろうが、この映画では全く弱々しくない。タダのワガママお嬢チャン。ここのキャラ立て次第だったんじゃなかろうか。

ところで、ピロ様がやったドラマの「世界で一番パパが好き」はこの映画からタイトルを取ったのだろうか？よく判らないんだが、ドラマとしてはピロ様のドラマのように、親子の関係にした方がいいような気もする。この年齢差で、恋人関係にもってこうとするのは難しいというか素直じゃないだろ（人によるけど）。あ！あの浜辺での彼女の姿にやられちゃったって事か。なるほど、その為にあの海岸のシーンは必要だったわけだな。オレなら素直に３年いやギリギリ２年まって「彼女の一番いい時期」を共に過ごすであろうな。世間的には養子にでもして（あくどい）。

今現在のジュリア・マラバルはこの映画の中の彼女よりは遥かに美しくなられた。歳相応に。だが、やはり美人なだけで、ちょっとな。というか、情報が少なくてよく判らんのだ。適わない願いではあるが、フランス小娘は永遠に小娘でいて頂きたい！と切に願う。シャルロットとかソフィーとかジランとか。うーん、この娘も含む。