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[コメント] ストリート・オブ・ファイヤー(1984/米)

だからさ、80年代のこの「平和な不良達」の雰囲気にさ、ガツンと行ったのが『パープルレイン』なわけよ。わかる?
ピロちゃんきゅ〜

え?なに、どっちもどっちに見える?

バカ言っちゃいけません。この映画もあの映画もその時代の端と端でとんがってた二つの勢力なのです。

自分的には80年代の、このアメリカ文化(白)の限界ギリギリ崩壊寸前なポップスカルチャーは、温くて温くてぬるま湯な懐かしいだけの文化なんですが、いってみれば日本でいう、浜田省吾とか尾崎豊の甘い崩壊世界に近いのです。一生懸命「自分なりに」カッコよさへの限界の挑戦という点で共通してるのですが、どっちも自分の血(育った文化環境)の中での限界を超えて、そのトンガリ感が国も文化も超えて指示されたわけですね。

え?わかりませんか。すみません。オレも勢いだけで書いてるのでよく判ってません。

で、その対になるのが日本にはあんまりないんですが、アメリカ文化(黒)というヒップポップの流れなわけですね。当時のヒップポップ界はディスコ文化の衰退と共にちょっと意気消沈というか、ディスコという音楽が基本的にシンプルで簡単な組成だったがために白い文化に簡単に取り入れられてしまって(参考:ローリングストーンズ)、今後の方針が見えない状態に入っていたわけです。で、そんな所に登場したのがマイケル・子供好き・ジャクソンとプリンス殿下だったわけですね。

まあ、でもなんとなくクリスタルな時代だよね(謎)。カッコよさの基準が違うというか、憧れの踊りがスリラーというか。感性を飛び越えた所で勝負しているというか、この映画を若かりし頃にみて「もしかしてカッコいい??」と思ったのは間違いじゃない。たぶん15年後ぐらいに今の赤ん坊達が「かっちぇーーー!」て言う。ファンの人たちはそれまでじっと我慢の大人だ。

オレはどっちでもいいんだけどね。じっとプリンス&ザ・レボリューション(この際、リサ&ウェンディでもOK)が来るのを待ちます。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)てれぐのしす[*]

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