[コメント] アディクション(1995/米)
吸血鬼を喰らう吸血鬼。ホラーと哲学の交配は黒沢清的ではあるが、しかし、あまりに哲学的過ぎて・・・
●ダンテ、キルケゴール、ニーチェ、ボードリヤール、バロウズ、サルトル・・・。執拗にかわされる哲学問答。ホラーと哲学を交配させるのは別段新しくもない(黒沢清)。しかし、エイベル・フェラーラの場合、映画よりむしろ哲学の方に重点を置き過ぎている気がしてならない。そういう意味では、フランス映画ちっく。
「自己発見は自らを殺すことと同じだった・・・」
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