ま、ハサウェイはともかくとして…。

ハンソンのセックススキャンダル（乱交？）は単なる噂に過ぎなかったことが、最後に明らかになるものの、夫と結婚前に不倫関係にあったという事実は残る。「不倫」だけど「姦通」ではない、などというのは屁理屈に過ぎない。

もし、これでみんなが納得すると思っていたら、大統領は国民をバカ扱いしているのと同じことになるぞ。結局国民はクリントン事件から何一つ学んでいないということになるじゃないか。

そんなわけだから、最後の大統領の演説も、そしてそれに続くスタンディングオベーションも、ひたすら白々しく思えて仕方がなかった。

ところで、この作品を観た2002年の9月現在、アメリカでは政権が共和党に移っている。やっぱりこの作品を観て民主党にネガティブなイメージを持った人が多かったのかな？（笑）