[コメント] 暗いところで待ち合わせ(2006/日)
ツッコミどころが出てきては解消され、また出てきては解消され…といったことの繰り返しで、話の内容とは裏腹に「一風変わった映画」という印象が残った。文芸的でもありサスペンスチックでもあって意欲的ではあるのだが。[シネ・リーブル池袋1]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ツッコミどころ（とそれが解消された）というのは、例えばこういった箇所。
●忍び込むアキヒロに「気配で気付けよミチル！」→「え、実は気付いてたのか！」
●「近所に住んでるんだったら目が不自由な人が住んでることくらい知ってるだろ！」→「あ、アパート住まいなのか、なら（近所付き合いがなくても）しょうがない」
しかし、他のツッコミどころがすべて解消されても最後まで残った点がただひとつ。それは…
●「運転士の方は（事故の瞬間を）見ていないんですか」「“気付いたら当たっていた”とのことでした」→「あんなとこから女がホームによじ登るのを、運転士が見てないなんてわけねーだろ！！」
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