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[コメント] カールじいさんの空飛ぶ家(2009/米)

後半は感動的だが、悪役のキャラの位置づけが中途半端に弱いのが残念なところ。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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風船を使って家を飛ばし、亡くなった妻との約束の地を目指すカールじいさんの冒険映画。

頑固な老人が、徐々に冒険で周りに感化され変わっていくという展開は老人が主役の作品としては定番だが、最初は妻エリーとの思い出に固執し、カールに親切に接していたラッセルに無愛想に振舞っていたカールじいさんが、エリーの冒険ブックの最後の言葉で本来の自分を取り戻し、ラッセルを助けようと奮闘するところは感動的。

ただ、悪役のキャラの位置づけが中途半端に弱いのが残念なところ。ピクサー作品はいつもそうなのだが、悪役が極悪人というほど悪くないのに、変に悪人に仕立て上げるので、制裁されても変にしこりが残ること多い気がする。

(評価:★4)

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