峠を250ccレーサーレプリカで疾走するシーンは意外に気合いが入っていてスピードも速く、時々膝を摺るなど迫力がある（垂直ハングオンももちろんあるが）。

しかし二輪レースを知るものから見ればいろんなところが変。ストーリーがくさいし、市販車なんだから親に頼まずに自分で買えばいいし、レーシングチームといいつつ走るのは公道ばかりでサーキットは登場しない。そういう部分を無視すれば（つまりレースのことをよく知らない人からすれば）感動できる映画なのかも知れない。

また、アンディ・ラウがレーシング・ライダーの宇川選手をハンサムにした感じでイメージがダブった。