大好きな宮部みゆきさんのファンタジー小説をアニメ化。

はっきりいって、ポイント絞りきれずに、終わった感じがいなめない・・。

せっかくのサブキャラやストーリーのココ！というところが 全てはずされている。

キ・キーマなんていてもいなくても意味ないじゃん！ってな感じ。

あれもこれも盛り込もうとして、パンクしてしまったのか？

キャラクターのデザインはよかったし、 声優としてウエンツや松たか子の起用は正直当初はどうなんだ？とは思ったが そこそこキャラにマッチしていた分、全体のメリハリがなく単調に過ぎていった感じ。 ストーリーも原作読んでなかったら、なぜあんなにミツルが他人を犠牲にしてまでも 自分の願いをかなえようとしていたのかわかんなかったと思う。

また、見てみたいかといえばＮＯだ。

そもそも、原作のある作品を映画化するのは本当に難しいもんだと改めて感じた。 だからこそ、映画化するには監督の力量だと思う。

アニメではないけれど、「ロード・オブ・ザ・リング」のピータージャクソン監督を見習ってほしい。 あんな壮大な作品を原作を知らないヒトのみならず、原作ファンまでを納得させる作品作り。

ポイントを絞りこみつつ、ストーリーもわかりやすく表現しています。

って、いうか宮部さんの作品って映画化してもあんまりうまくいきませんね。

なんだか、文句ばかりのレビューになっちゃいました。