[コメント] おとうと(2009/日)
あたりまえのことがあたりまえに描かれてゆくのを眺めていただけなのに、気付いたら涙が幾筋も頬をつたっていた。
日の当たる大通りから外れて薄暗い路地裏に入ったときに、初めて見えるものがある。これは現実的な意味で語られてはいるが、ひとが生きるということを象徴しているようにも思える。生きること、そのどうしようもなさに僕の心が共鳴し、震えるのを感じる。
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