息子（５歳）の感想「ハルが猫になるところが面白かった」

私は全然期待せずに見たのが良かったのか、面白かったです。 「ハルの内面が描かれてない」などの批評を見ましたが、それを表現されると子供たちには退屈な映画になったでしょう。

単純明快なストーリーとバロンの格好よさは私たち親子の心を和ませてくれました。

しかし納得できないことが数点・・・。

その１・ハルが猫を助ける場面。あれ結構勇気いる行動ですよね。トラックが迫ってくるのに、見知らぬ野良猫を助けるハル。彼女がそれほど勇気を持った人間には最後まで思えませんでした。

その２・ラストの鳥の背中を踏んで歩く場面。アレはこの映画の最大の見せ場だと思うのに、なぜテレビのコマーシャルで映すんでしょうか？劇場で始めて見て感動したかったです。

その３・猫が行列して２本足で歩く場面。コミカルな笑える場面のはずですが、あの「手を幽霊のように前に突き出して歩く姿」は「はだしのゲン」などで見た被爆した人間が歩く姿に酷似していて笑えませんでした。 スタッフは気にならなかったのかな・・・『火垂るの墓』のジブリなのに。