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[コメント] 猫の恩返し(2002/日)

「ジブリ・宮崎駿の映画」として見れば全然ダメかも〜。でも、「ジブリ以外の映画」として見ればちょっとくだらニャイだけかも〜。←つまり、どっちにしろ2点。
ピロちゃんきゅ〜

ま、予想通りと言えば、それまでだが、こんなにたくさんの人に「まぁ、今回は若手だし」とか「どーせ宮崎駿があんま絡んでないし」とか言われてしまって、しかも納得されてしまって、本当にそれでいいのかにゃー?監督本人のプライベートな本音が聞きたいね。

きっと ↓

「これはオレの作品じゃなくて、ジブリの作品なんだー!」だな。

監督の我がここまで無い物も珍しい。それだけ、ジブリとしての作品にしなければ…っていうプレッシャーと、バックアップと称するジブリの保守本流の目が光ってた、という事なんだろう。新しい発想とアイディアがにゃい。今までのジブリ作品のノウハウをたくさん頭で考えて利用して「良くなるハズ」のエッセンスだらけの映画。一つ一つのエッセンスをチェックすると文句をつけようがないのだが、トータルで見ると「かなり違う」な感じ。当然、企画発案としての宮崎監督の「このダメ映画を公開するのか?」という意見も(きっと)あっただろうが、「若手に好きにやらせよう」案が自分からなもんだから何もいえないし、第一、もはやジブリは企業という形の方が力が強い分、鈴木さんの「それでも売れなきゃいけない」という企業戦略に押し出された形のような感じがする。

ジブリがどれほどの大きな企業となったかは知らないが、若手を伸ばすんであれば、ジブリという「宮崎+高畑+鈴木」のトリオ企業から完全に独立させてやらせるべきだ。「最初に予算は与える。後は自由にやりなさい。プラスになれば、自分達の儲けになるし、次の映画のステップにもなる。マイナスになったら、ちゃんと返してね。」ここまで、丸投げされたら、自分の信じるものを作るしかない。ジブリ風なものを作れば売れる!と信じて作るならそれも良かろう。完全に自分流のものでいける自信があればそれも良かろう。そこまで責任を持って作ろうよ。ジブリ側も、若手を育てる!なんて青い事を言うんだったら、もっと自分の身を削る覚悟でやるべきだ。もともと、こんな映画や歌や絵で師匠と弟子の関係なんて…と、これは長くなるからちょっと遠慮したい話題かも〜。←やっぱ、この言い方は和み効果はないぞ、とジブリ若手メンバーに言っとくにゃ〜。←やっぱ、この言い方も和み効果はないぞ、とジブリ若手メンバーに言っとくかも〜。

(評価:★2)

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