この映画は共感するためにあるのではないでしょうか。

原作は未読なので、偉そうなことは言えませんが…

観客の1％はスマイルに。8％はチャイナに。全国の優秀なスポーツマンは共通してドラゴンに親近感を抱くと思う。

で、残りの八割近くはやっぱりアクマの姿を見て、自分を重ねるのでしょう。 努力で越えられる壁はあまりにも低いってことをみんな痛いほど知っているから。

ペコ？

ペコは、いないんじゃないかと思う。ヒーローになりたい人はいても、ヒーローが自分の宿命だと考える人はなかなかいないだろうから。

もし、共感している人がいるとすれば、たぶんそのほとんどは勘違いのような気がする。