[コメント] スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)
宇宙戦争と言いながらその実は世界大戦そのものであることへの失望と焦燥
宇宙であるが故の新しい「宇宙観」も無ければ、「宇宙像」もない。
子供のころに想像した宇宙人たちがもし地球にいたら、という話を舞台を宇宙に移しただけの映画である。
しかしそれ故に人々は自分自身の想像通りの宇宙人像に安心し、熱中していく。
人はみなエゴである。自分の予想通りでないと不満を漏らし、脱力する。
ジョージ・ルーカスは人々のエゴに動かされてこの作品を作っているにすぎない。
彼は哀しい男である。
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