[コメント] 愛の世紀(2001/スイス=仏)
正直、実に素晴らしかった。
同じ日に『そして愛に至る』をはさんで2回見たのだけれど、1回目見たときは、ほとんどずっと半泣き状態で見ていた。
自分にとってはこの映画が、ゴダールがぶつかり続けている現実というものに、自分もまたぶつかっている状態の中で見ることの出来た最初の作品となった。しかも、今のゴダールの置かれた状況と、同じ時代を生きる自分自身の状況とは、全然遠いものではなかったのだ。やっぱりゴダールの映画は同時代人のモノなのか、と改めて実感。
それに、この映画のゴダールは驚くほどストレートだったし、それは本当に嬉しい事だった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。