[コメント] あの胸にもういちど(1968/英=仏)
レベッカ役のマリアンヌ・フェイスフルはスタイルも良く、裸にレザースーツを纏った出で立ちもピッタリで、バイクを運転しながらもダニエルとの想い出に浸り悶える仕草に艶っぽさ感じさせる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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結婚生活に嫌気が差し、不倫相手に会いにバイクを走らせる女性のロードムービー。
堅実な生き方をする夫との刺激の無い生活に嫌気が差し、夫と結婚前に知り合い不倫関係になった、肉体関係だけと割り切った付き合いをする男性に会うためにバイクを走らせて、彼の元へいく姿を過去の妄想を交えながら描いている。
レベッカ役のマリアンヌ・フェイスフルはスタイルも良く、裸にレザースーツを纏った出で立ちもピッタリで、バイクを運転しながらもダニエルとの想い出に浸り悶える仕草に艶っぽさ感じさせる。
ダニエル役のアラン・ドロンも、レベッカに惹かれながらも、相愛な関係性にまで踏み込まずに肉体関係だけを続けるふしだらな男性を好演しており、セックスシーンも色っぽさを感じさせる。とても『太陽がいっぱい』と同じ役者とは思えなかった。
映画的には、不倫相手の元へ向かう女性の回想を描いた作品で、ストーリーよりも映像表現を見せる作品という趣だが、テンポがいいので退屈せずに見れる。
ただ、最後のレベッカの末路はおおかた想定道理のオチで、どうせなら同じ悲劇性でも現実のダニエルを絡ませた結末でもよかった気もする。
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