[コメント] リリイ・シュシュのすべて(2001/日)
ユーミンの「ひこうき雲」を思い出した。
ホント岩井俊二は地方都市のスレてない少年少女が好きなんだろうね。
しかし残念ながらそこから既に「リアル」ではない。
果てしなく青い田園。 地方都市に育った者なら、誰しもチクリとくる日常。 自分から半径5キロだけの「全世界」。
そこに少し憂いのある女の子がいて・・・
岩井監督好みの女の子、俺も大好きです。 しかし真に残念ながら、日本全国津々浦々から既にその類の少女は絶滅しました。 美しい舞台設定から既に大人たちの願望。虚構世界です。
かつて中学生だった大人のフィルターを通した「14歳のリアル」。 虚構ならばこそ、もう少し救いのある物語が欲しかった。 俺の好みの問題です。映像だけは5点です。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。