[コメント] 蝶の舌(1999/スペイン)
痛切な叫びと、刻み込まれてゆくもの。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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私はスペイン内戦には詳しくない。 だから、スペイン内戦という暗部(なのだろう)をスペインの人々がどう受け止めているのか、よくわからない。
それでも、おそらくこの映画を見た人の多くと同じく、私の胸にも、突き刺さって離れないものがある。 母親のように保身に走るでもなく、父親のように泣きじゃくるでもなく、歯をむいて石を投げアカと叫ぶ少年の姿。
私はそのような光景を直接目にしたことはないが、しかし、少年の日の痛切な悔恨を思うことはできる。
付け加えるなら、文部省推薦は「あたり」だと思う。
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