[コメント] 彼女を見ればわかること(2000/米)
未来に希望の持てる映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これほど「未来に希望の持てる映画」ってないんじゃないかな。それに見るときの環境によってさまざまな感想ができる。
最初に見たときは「なんだかかったるい映画だな」なんて思ってた。
2回目に見たとき、実はある登場人物と同じ経験をした直後で「わかる!」なんて感動した。
そして3回目。
心に余裕があったわけじゃないけど、この映画を客観的に観られた気がする。
私には地位も名声もないけど、おそらくこの先待っている「淋しさ」は本物。映画の中のすべてもの女性(ある意味男性も)と同じ。辛い現実があるのだろうね。そこから逃げようにも逃げられず、「自分で蒔いた種」状態。等身大の「人間」というものを描いているこの映画に共感をしました。
辛い毎日。なぜ私だけが・・・
そう思うことって誰でもあると思う。それでも彼女たちは未来に向かって歩き出す。
新しい出会い。幸せとは言えない現実の断ち切り。
辛いことがあっても「次こそ」と歩き出す女たち。
「あ〜、私もそうだ」
と思いました。
一番「未来に希望の持てる映画」と思わされたのは・・・
キーナー医師(グレン・クローズ)とデビッド(だっけ?)の出会い。
「まだ見ぬ年下の男性との出会い」と予言されたキーナーさん。果たしてそれはデビッドか。デビッドであってほしい気もする。違うかな?
いろんな希望が持てる映画でした。大好きです。
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