[コメント] 山の郵便配達(1999/中国)
父親が成し遂げたのはまさに“男の仕事”である。息子は単にそれを引き継いだのではない。彼もこれから自分自身の仕事を少しづつ積み重ねてゆくのだ。[岩波ホール]
手紙を待つ山里の人々。しかし、彼らが待っているのは手紙だけではない。配達人である父親は、日本の大都会に暮らす我々よりもはるかに濃密な人間関係を築き上げた。父親が、彼ら山里の人々にとって欠かせない存在になったように、息子もその仕事を通じて彼らの心の中に根付くことができるのだろうか。それは息子自身にかかっている。走阿!(行け!)
**これ以降は全くの余談**
ロードショーで観たが、周りの客は何故だか妙によく笑っていた。とても笑いをとるタイプの映画ではないはずなのに。なぜだ?
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