[コメント] はなればなれに(1964/仏)
アメリカのB級ギャング映画のパロディーするにしても、最低限アメリカ特有のある種の真剣さを何らか吹き込む必要がある。が、それらを感じられない本作は、段取りがない単なるおふざけ映画となる。が、それでこそゴダールの一瞬の強さが際立つというもの。
アンナカリーナのへっぴり自転車合図に始まり、無駄な三角関係、カフェのおふざけダンス、迷惑徒競争inルーブル、骨格もリスク管理もない強盗計画⇒ストッキング丸カブリ。全てのシーンが愛らしい。
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