[コメント] オーシャンと十一人の仲間(1960/米)
見切り発車的な序盤がダルい。動機と経緯、殆ど分からず。しかし本格的な襲撃となると意外にスタイリッシュで面白い。要は強盗が成功すりゃあイイだけの話。まぁ台詞回しも結構楽しいし歌声も聴ける。リメイク鑑賞後に観ても損は無し。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まず、OPには度肝を抜かれた。カジノのネオンをモチーフにしたクレジットは見応え充分。リメイクのスタイリッシュさの原点を見たような気分に。
昔の仲間が再結集した訳だが、何か不自然。いきなり仲間を呼び寄せ、既に計画は持ち上がっており、淡々と行動を起こしていく。やはり、1つでもいいから明確な動機(過去など)を描いていれば…と思う。なーんか襲撃までの数十分、いまいちノリきれない。
まぁ結果的には悪くない。超冷静沈着なシナトラを始め、仲間たちは凡ミスでさえ起こすことは無かった。本当に完璧主義(笑)。これまでに相当の仕事をやり遂げてきたとしか思えない。ただ、ラストのラストで思い通りにいかないという展開は皮肉めいており好感。あれほど完璧だった計画が突如として崩れてしまうからだ。だとすれば…「持ち上げて落とす!」という展開になり、ラスト前までの完璧な計画は、全て製作の意図することということになる。
果たして、真相は?
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