[コメント] 夕陽のガンマン(1965/伊=スペイン)
登場人物たちのドライな骨格に対して演出ばかりが過剰にウェット。それがマカロニウェスタンなのだと言われればその通りだろうから多分に好みの問題であるが、僕はあまり乗れない性質なんだな。
比較対象がおかしいかもしれないが、ジョン・ウーやジョニー・トーの作品と同じ感触がある。つまり、監督の作家性というか、独特の世界観、脂ギッシュなアクションシークエンス、ホモソーシャルな空気…。作品としての質は充実しているし、世間の評価が高いのも判るんだが、やっぱりのれない…。個人的な趣味の問題であり、じゃあ観るなよと言われればそれまでの話。でも、TSUTAYAで一緒に借りてきちゃったんだよな、『続・夕陽のガンマン』…。何だかんだ言って、映画ファンとしては避けて通れない名作だと思いますんで、心して観ます。
ちなみに、イーストウッドの役名が「マ○コ」て聞こえて仕方ありませんでした。余計なこといってすみません。
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