[コメント] シックス・デイ(2000/米)
なんかすっごーい疲れた。
SFXの進化は、映画の中の目新しさ新鮮さを失わせつつあるようです。
この映画も「クローン」という概念を現実化するのに、思ったほど苦労していないような印象があって、さらっと表現されていたように思うのです。
「クローン」に限らず映画技術の進化はあらゆる表現方法を超越し、表現できないものなどなくなってしまうような気がします。
でもそれはテクノロジーを否定するものでもないし、進化することこそ映画そのものなわけですから、これまで表現できなかったものが表現できるということは大変結構なことです。
しかし、映画的な表現とか映画的な描写、あるいは芸術性としての映画という視点を失わないでほしいですね。何でも見せることができるというだけなら、別に映画でなくても良いわけですよ。やはり映画としての視点は失ってほしくない。
そんな思いが致しました。
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