[コメント] ハイ・フィデリティ(2000/米)
正直、「ロブ」が羨ましくて仕方がない。
そこそこのルックスと女性経験、自分のレコード店、自由気ままな趣味中心の生活、音楽オタクな友人、本当に大切な女性(本命)など。
この主人公ロブは一般男性が求めるであろうおよそのステータスを持っている。一体何が不満なのだろうか?何故浮気をするのだろうか?何故今の幸福に気付かないのだろうか?
何故なら、人生とは自分の幸福を自覚せずただ本能のままに寄り道することができる選択肢があるからこそドラマチックで刺激的なのだ。
そんな事をこの映画は改めて感じさせてくれたような気がする。
この映画を観て、そんな「愛すべきダメ男 ロブ」を羨望の眼差しで見つめる正真正銘のダメ男は私だけではない筈である。
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