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[コメント] 話の話(1979/露)

あの狼くんは私なのかも知れないと思った。
づん

狼の子供は非常に可愛らしく哀愁に満ちていて、なんとも言えない雰囲気。でも正直なところ、どう捉えてよいのか分からない難解な作品でした。現実と過去の記憶(狼の妄想?)が交錯するストーリーで訳が分からない。それでも全然苦にならずに最後まで鑑賞出来ました。「ああ、狼のヤツ二頭身で可愛かったなぁ」と思いながら部屋の電気を消して寝ようとしたら、急にとてつもなく不安なような寂しいような気分になって涙が出てきた。あの時の不安はどう表現していいか分からないけど、この部屋があの廃墟のような気がして、自分があの狼のような気がして、悲しくて寂しくて涙が止まらなくて、なかなか寝付けませんでした。

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08.02.14 記

(評価:★5)

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