[コメント] ホラ吹き太閤記(1964/日)
ホラ吹いてないよ。(05・6・27)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
キャスティングで笑わそうとしてるんやろなぁ。それは分かるの。そういう笑わせ方は禁じ手だと思う。『太閤記』に忠実に作られた映画だなぁ。木下藤吉郎植木等、織田信長ハナ肇、徳川家康谷啓、ねね浜美江、蜂須賀小六東野英二郎、大久保彦左衛門青島幸男…。キリが無いから止めとくけど『太閤記』のストーリーを当時の人気者達が「忠実に演じてみました」というだけの価値しか見出せない作品。
どこが「ホラ吹き太閤記」なの?と思ったら、藤吉郎とねねの結婚式ぐらいだったなぁ。吉川英治の『新書太閤記』を読んだ事があるんやけど笠原良三さんはかなり参考にしてるんじゃないかなぁ。『新撰組!』だったら「ホラ吹き」という名前を付けても許されるんだけどなぁ。全く笑える場面が無かった。植木等の高笑いも空しく響くばかりだったなぁ。
徳川家康谷啓は今川義元藤田進の屋敷でヒマそうにしてたけど、あれからどしたの?忘れられたのかしらボク。「桶狭間の戦い」にも参加してないしコレどういうこと。ガチョン!
メモ 1964年10月31日封切 併映『喜劇駅前天神』カラー/東宝スコープ/98分
2,677メートル/モノラル
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。