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[コメント] GO! GO! L.A.(1998/英=フィンランド=仏)

愛しき、ださださ、ブリテンボーイ!
mimiうさぎ

お・面白かった。つぼにはまってしまったわ。(^^ゞ

ロサンゼルスの狂気! 人のもつ純粋さを馬鹿にするLAの雰囲気が一人の純粋なだけのイギリス青年を、嫉妬男、ひいてはストーカーにしてしまうというのは、なかなか面白い展開!

都会の渦に巻き込まれ、人格が変わってしまうと言うのは、LAに限らず何処でも起こりうる事。そんな皮肉がなんとも小気味がいい。(←田舎はいいべ、田舎は)

しかし、それの表現の仕方としてはいささか。

有名人をカメオで使うのはいいとしても、それに頼り過ぎているというか、肝心の主役が霞んでしまった。特に、ヒロインとなるはずのビネッサ・ショーのキャラクターが良く分からない。

カメオの中で一番いい味を出していたのは、ジョニー・ディップではなかろうか。あのポスターに惹かれて、『デッド・マン』を見たというに…。

アメリカ版米米クラブの[レニングラード・カウボーイズ]が良かった。ギャロとのセッションはもちろんのこと、その後の喧嘩シーンを収めてしまうかっこよさ。必見です。

(評価:★4)

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