[コメント] ロイドの人気者(1925/米)
決して能天気な奴ではなく、温かい人間性と人一倍強い根性の持ち主を演じたロイドが脚本とベストマッチ。お見事。ドタバタというよりも実にハートウォーミングで、爽快感に浸される。ヒロインの母性あふれる眼差しがなんともまぁ素敵で…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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今でこそありふれたサクセスストーリー。しかしロイドの手に掛かり、その見事なキャラクター設定と演技力のおかげで、既にそのスタイルの真骨頂に達していたとは驚きである(しかも80年前だ!)。人気者になるべく、ひたすら突き進む。ヒロインのペギーは陰ながらロイドを応援する。そして鑑賞している自分も、なぜか応援したくなるようなストーリーである。人間味あふれたロイドに感情移入しやすいという点は非常に大きい。心温まるロマンスあり、空回りするロイドの面白いギャグもあり、また「自分らしさ」を教えてくれる要素もあり…。これは埋もれちゃならん傑作です。
スラップスティックとしても、十分面白い。パーティでの騒動はツボだ。特にあのジイさんの存在が良いね。
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