[コメント] 劇場版 カードキャプターさくら(1999/日)
あばたもエクボ。愛は盲目。僕にとって「カードキャプターさくら」は客観的に評価できない作品なのです。判る人だけ判る萌え萌えなのです。
客観的にみたら5点は付けられない作品なんですが、そこは「愛」でカバーです。 愛は盲目とでも言いましょうか、丹下桜さん好きの僕には5点を付ける以外の猶予はございません。TVシリーズからの映画化なので、TVを観てないと全く理解出来ないところはご愛嬌。これは観る人によって善し悪しが分かれるところ。しかしTVシリーズファンならば続編という事が魅力的なはずです。逆な言い方をすると、カードキャプターさくらファン以外にはお薦めできない映画と言うことです。
作画は映画と言うだけあり、TVシリーズよりもはるかに完成度が高くなってます。アニメでの作画は重要なファクターです、特にアクションシーンでは臨場感が増します。声優も同じく重要な役割を占めます。最近のディズニーアニメの日本語バージョンやジブリ作品は芸能人を声優に起用すると言った暴挙を平気で行なってますが、カードキャプターさくらの声優陣は声優のプロを起用しているので安心して観られます。これが意外にポイントが高い点だったりします。
TVシリーズでは、さくらちゃんが雪兎さんに振られる話と、苺鈴が小娘に振られる話が好きです。(振られる話ばかりと言うのはご愛嬌?)ここだけの話、この2話は子供向けのアニメなのに涙が出たほどです。
魔法が使えるクロウカードを集める事により徐々に使える魔法が増えていく設定は絶妙。RPG以外では考えられなかった物を、いとも簡単にアニメ(漫画)にするあたりが憎いです。ちょうどゲーム世代にウケる設定ではないでしょうか。これはあざといとも言えますが、やったもん勝ちです。
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