最初から借りるつもりはなかったのだけど、棚のいい場所に置いてあるのでなんとなく借りてしまった…。やっぱり止めとけば良かった。まんまとビデオ屋の策略にはまってしまった。(-_-;)

サンドラ・ブロックは、好きではない。どちらかというと嫌いな部類だったけど、なんか今回はいい味を出していた。…というより、サンドラ・ブロックが良く見えるほど、ベン・アフレックが下手だった！！

あぁ、これがアダム・サンドラーやユアン・マクレガーだったらもっと魅力的で共感できるキャラに仕上がったんだろうと思うと残念で仕方ない。

どうも、ベン・アフレックは暗い。表情が乏しい…。ロマ・コメならば、すかっと笑って大袈裟なくらい喜怒哀楽を出してこそ良さが出るのに、これじゃぁ駄目だ。彼は自ら主役を脹れない事を証明してしまった。脇役だとなんだか気になる存在なのにね。

その反面ブロックの生き生きとした表情！ サンドラ・ブロックをいいと思ったのは『スピード』以来だった。

モーラ・ティアニーも、ベンが惚れ直すほどのいい女になっていなかったのも残念。キュートさに欠いていた。この二人で作品を暗くしてしまったからラブコメに見えないのが残念。