[コメント] 彼女が水着にきがえたら(1989/日)
スピルバーグとの違いが解かった!
ホイチョイは時代の空気を数年先取りして映像でみせてくれる。 スピルバーグは人類が絶対に見ることが出来ない映像や、見てみたい映像を具現化して楽しませてくれた。恐竜やUFOが動き回る様は記憶のデータベースに標準の画像として記録されたのだ。 対してホイチョイは作品を見終わった後、スノーモービルやジェットスキーに挑戦してみたくなる。酸素ボンベやトランシーバーがむしょうに欲しくなってしまうのだ。ホイチョイを見終わった後でそのまま4帖半のアパートに真っ直ぐ帰りたいと思う観客は少ないはずだ。 つまり、何かをしなきゃとか、何か楽しまなくちゃとか、我々を「能動的」にさせる作品を毎回作ってくれる。 言ってみればスピルバーグとホイチョイは右脳へ働きかけるか、左脳へ働きかけるかの違いなのではないだろうか?
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