[コメント] ゲッティング・イーブン(1994/米)
やや感じるのは『ホーム・アローン』の中にだけ存在したはずのマコーレ・カルキンを巧く外に連れだし、どんちゃん騒ぎをしているだけのお手軽お涙頂戴感。「子供とコインの選択、父親はどうするのか?」という工夫は認めるが、どうあがいてもカルキンのイメージビデオ。無駄なシーン多すぎです。
この映画の出来上がる受精卵を大胆に予想するならば、製作脚本監督の内の誰かがクリスマスも働くことになって、家族と妻に「仕事と家庭のどっちをとるの?」と言われたんだろう。ちょうどウマいことに、『ホーム・アローン』が映画館上映中、又はテレビ放映中だったのだろう。「おっ、これいけるかも!映画一本出来そうだ!サンタさんの贈り物だラッキー!」な受精卵という企画。
それ自体は別に悪くもないし、本歌捕りという名のパクリ&改良も時には良いんだけど、脚本画面構成をもっと練れよ。本家より改良した内容のはずが、本家よりレベルが低いとはどういうことか?単細胞の守銭奴プロデューサーや監督のお気楽加減と、内容のお手軽お涙頂戴に呆れて2点。
2002/12/30
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