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[コメント] ヴァンパイア・最期の聖戦(1998/米)

序盤の惨殺シーンは意表をついていた。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







世界征服を企む吸血鬼とヴァンパイアハンターの男の戦いを描いたアクション映画。

のっけからボスであるヴァンパイア、ヴァレックが主人公の仲間の泊まるモーテルに押し入り惨殺してしまう展開は意表をついている。しかし、ストーリーは仲間を殺したヴァレックを探し出し因縁の対決を繰り広げるクロウのエピソードとヴァレックに噛まれた娼婦を殺すかで迷う相棒のモントーヤのエピソードが並行して描かれてどっちつかずの展開になってしまった。

ヴァンパイア・アクション映画としては多彩な武器の数々やヴァンパイアが太陽に焼かれるシーンなどツボは抑えているが、アクションシーンでの見せ場は思ったよりも少なく何か拍子抜け。この辺は『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を見習って欲しかった。

ラストでヴァレックに噛まれ最終的に吸血鬼になった娼婦カトリーナと彼女に噛まれ吸血鬼になったモントーヤをクロウが殺さずに逃がすところはなかなかかっこよかった。

(評価:★3)

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