[コメント] ラブ&デス(1997/英)
トマトのキャップから溢れる赤い血だまりは、この灰色の半死人(状態で生きている)作家の「生きているしるし」である。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
その「切れば赤い血が吹き出る体」で彼は冒険に飛び出す。 (多分)乗った事もナイ飛行機に飛び乗り、アメリカを目指す。
ヒトはいくつからでも新しい物語が始められる。 いつでも生まれ変われる。 そんな希望を込めて、本歌取りどころか、本家(ビスコンティ「ベニスに死す」)を軽々と飛び越えて見せる。余裕の世紀末作品。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。