私は、よくわからないけど、なんとなく、今の世の中って、答えばかりがあふれてしまってると思う。結果と言ってもいいけど、こうしておけば、とりあえず問題はないから、っていうものばかり。疑問を投げ掛けるものに対して、とても冷たい。 マニーとローの二人は、二人だけで車で移動しながら一カ所にとどまらないようにして生きています。だから、彼女たちは自分達のモラルで生きています。私には、それがなんとなく、自分なりに答えを見つけようとして生きているように見えました。不器用だけど、誠実に生きる人こそが本当は大切なんじゃないかなあ。そんなことを、ぽわーんと考えさせてくれる、心地のいい映画。つくった人も、ぽわーんと考えてたんだろうな。音楽もいい。 私は、ベビーショップ好きなんですけど、ここでも、普通にいい感じのベビーショップがでていて、いいなあ、と思いました。