[コメント] アルジェの戦い(1965/伊=アルジェリア)
2016年に初鑑賞して思考が停止した。50年前と今、何も変わらんじゃないか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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製作50周年デジタル・リマスター版を劇場鑑賞。 2016年。ISによるテロが世界各地で多発している。
レジスタンス運動に身を投じたことがあるというイタリアのユダヤ人である監督は、テロリストが生まれる過程を克明に描いていく。 それ故、テロリストが誕生する過程は理解できる。 だが、その行為に納得はできない。
この映画で描かれるアルジェリアの“戦士”たちの活動は、今多発しているテロと変わらない。 そして我々は、この映画におけるフランス側にいる。
そう気付いた時、私の思考はゼンマイの切れた時計のように停止した。
(16.10.10 新宿K's cinemaにて鑑賞)
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