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[コメント] E.T.(1982/米)

エンターテインメント映画のマスターピース。映画のマジックとはこの映画のことを指すのだろう。
Keita

 20周年アニヴァーサリー版で改めて鑑賞しました。今まで、この映画に関してはあまり評価をしていなかったというか、小さい頃から何度も見てることは確かだが、実は結構覚えてなかったりしてた。シネスケの採点でも★3しかつけてなかった。今回、再公開で劇場で見られるのはせっかくの機会だから鑑賞したのだが(なんて言ったってこの映画が公開されたのが自分が生まれた年ですから)、これだけ多くの人々に親しまれてきた理由が本当に理解できた。紛れもなく、この映画は20世紀の名作のひとつに数えられる映画だ。

 映画としての全てがこの映画には詰まってると思う。観客を楽しませ、興奮させ、感動させる。親しみやすいキャラクター、視覚効果、そして気分を盛り上げる音楽。余すことなくこの映画で体験できる。ETの生死を心配し、エリオットとの友情に感動し、ストーリーで感動するのだけでなく、自転車が宙に浮き上がって走るだけで感動を覚えるのは何故だろう?映画のマジックとはこの映画のことを言うのかもしれない。

 鑑賞の際、前半実は眠気が勝ったのだが、それでもこの映画を批判したりはしない。娯楽作品はこの映画のようであって欲しい。全てを忘れて楽しめるこの映画のように。これを見るとスピルバーグがどれだけ大きな事をしたかがわかります。娯楽映画の永遠のマスターピースです。

(評価:★5)

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