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[コメント] 告白 コンフェッション(2024/日)

奈緒が可愛い。いや、マキシマム ザ ホルモンのナヲじゃなくて。いやいや、その程度しか感想が・・・
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







いやあ、奈緒ちゃん可愛いよね。いや、エンディング曲のマキシマム ザ ホルモンのナヲ姉じゃなくて。正直、エンディング聞きながら、ちょっと打首獄門同好会と混同してたんだ。ごめんなさい。打首のベースのjunko姉さんはもう65歳だってよ。あとヤン・イクチュンね。いい役者です。彼が監督した『息もできない』は良作だったな。もう一度観たいな。ヤン・イクチュンはもう自分でメガホンをとらないのかな。

えーっと、この映画と直接関係ないことばかり書いてますね。あまり書くことも、書きたいこともないんです。

えーっと、山下敦弘監督作だから観に行きました。そして、この手の密室スリラーは意外と嫌いではありません。んー、でも、この映画を観ている最中、何かずっと違和感があって・・・なんだろう?生田斗真が好きじゃないからかなあ……とか、寒く見えないからかな……とか、いろいろ考えたんですけど。

あ、寒く見えない件ですけど、本当に寒く見えない。吐き出される白い息が思いっきり下手なCGなの。こちとら『八甲田山』観て育ってんだ!ふざけんなよ!

期待したのは、山下敦弘お得意の「気まずさ」だったんですよ。でも、全然、気まずさの描写が下手だったんだよな。山下が年取ったのかとも思ったんですが、もしかすると、昔は向井康介の脚本が良かったんじゃないかと思い始めたんです。これ、似たようなことを他でも言ってまして、押井守監督と伊藤和典脚本とか、最近気付いたのは熊切和嘉監督と宇治田隆史脚本とか、良作を連発していた関係が解消されたら、なんだか「ん?」って作品が続いてる気がするんです。

本作の脚本は幸修司と高田亮。幸修司という人はお初にお目にかかる名前ですが、高田亮脚本作は何本か観ています。『さよなら渓谷』『そこのみにて光輝く』『武曲』『ボクたちはみんな大人になれなかった』・・・全部嫌い。根本的に相性が合わない何かがある(あるいは何かがない)んだと思います。

原作がそうなのかもしれませんが、「吹雪の山小屋」って、この映画だと「逃げ場のない孤立」設定でしか活かされていませんが、もっと使い道がある気がするんですよね。上述した「寒さ」だって、白い息が出ちゃうから息を殺して隠れるとか、手がかじかんで上手くいかないとか。そういう「小道具」を活用した方が面白かったと思うんです。

(2024.06.01 TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞)

(評価:★2)

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