[コメント] 裁判員 選ばれ、そして見えてきたもの(2007/日)
大事な仕事があっても裁判を優先しなさいとのことです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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裁判員制度の入門編といった感じで、裁判員選任手続から実際の裁判まで丁寧に追っているのでストーリー的には面白くない。まあハナから期待するのが間違っているんですが。
おそらく映画を作るにあたって、裁判所から「この文章を入れてください」って指定されるんだろうな。
・国民の義務である
・辞退の申し出は裁判官に直接会って行う。
・大企業には裁判員特別休暇がある。
・被告人の家族は裁判員になれない。
・1日だけの裁判参加は認められない。(全日程参加が原則)
・テレビ番組などではなく、法廷で見たり聞いたりしたことで判断しなければならな い。
・抽選で6人に選ばれなくても当日の旅費と日当が払われる。(ちなみに日当は8000円以内、宿泊費は宿泊する地域によって7800円又は8700円だとか。)
・疑わしきは被告人の利益に
・裁判員が何を言ったかなどの守秘義務が原則だが、どんな印象を持ったかなどの感想 を話すのは構わない。
こんな具合にガチガチに指定されたら1時間内に面白いストーリーが作れるわけないわな。村上弘明が大切な商談より裁判を優先するのなんて裁判所がそういう設定にさせたとしか思えない。あ、でも「ライター1個の没収」は面白かったです。(実際にも大真面目にそういう判決が出るらしいね)
どうでもいいが、前田愛の苦労人?キャラは元おしんの小林綾子の方が適任だと思うんだが。
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