2013年私のナンバー１映画『わたしはロランス』の監督・グザヴィエ・ドランの長編2作目。 これで彼の長編全3本を全部観たわけだが、この監督大好きだわ。いま最も次作が楽しみな監督。

一人の美男子を巡る女とゲイの親友二人の物語。 特異な設定に見えるが、そこに描かれるのは普遍的な愛の物語である。正しくは、普遍的な「片思い」の物語。

非常に繊細な感情の流れを、大胆な映像で切り取っていくそのスタイルが、もうツボなのさ。