ストーリー自体があまり好きでないので何とも言えないが、原作はどうも書き手のクセがあまり好きじゃないので上手に読めなかった。（途中までしか読まなかった）そういう意味では映画の方がましだと思った。

　人の感傷に付き合うのは骨が折れる。骨を折ってもいい時は、共感できる時だけかもしれない。あるいは憧れという名を借りた妄想か。たいていはどうでもいいか、つらく感じるだろう。この作品がベストセラーになるという事はある意味、恐ろしい事かもしれない。

絵はとても綺麗だった。この橋に実際行ってみたくなるから不思議だ。しかし、屋根付き橋にはどんな用途があるんだろうか……。