[コメント] パーマネント野ばら(2010/日)
この三人のアンサンブルは完璧なレベルにある。また脇を固める江口洋介、夏木マリやおばちゃんたちも素晴らしい。またそれを引き出した監督吉田大八、脚本奥寺佐渡子の手腕の確かさが立証された作品と言えよう。
SATCを「おばはん4人のガールズトーク映画」としてかなり蔑んでいる手前、敬愛する西原作品とは言え批判することになるのかと心配していたが、あのラストシーンを観てそんな心配すること自体が馬鹿馬鹿しかったことが分かり、安心をした。
『いけちゃんとぼく』、『女の子ものがたり』につづく、良作であると断言する。それでは、次は「営業ものがたり」か「脱税できるかな」で行きましょうか。
(2010.06.13 109シネマズ川崎)
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